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フランスのバレエ振り付け師ベジャール作品の映像をいくつか見た。
ソロ、またはデュオで踊る作品たちだったけれど、それぞれ踊り手に対する要求、そしてそれに応えるダンサーの気迫。
華やかに飾るような演出とは一線を画して、ダンサーの筋肉一つ一つが働くのを見せるような演出で、たった一つの気の緩みも観客に伝わってしまうよう。特にラヴェルのボレロは、あの調子で繰り返される旋律がおよそ15分。
この先はどうなるのだろうと、展開を期待もしてしまうけれど、ソロの踊り手がただただ表現を続けていく舞台だ。なんという緊張感!周りで取り囲むダンサーたちのなか踊り続ける。
クライマックスを迎え、踊りきったソリストの万感の表情。これは大変なものだ。