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ピアノは鍵盤楽器なのだけれど、チェンバロの音は打楽器色が強くなる。シャリシャリとした音が、装飾品のような音色を醸し出して、味わい深い。

バッハのチェンバロ協奏曲は、まっすぐな弦楽器の音にチェンバロの華やかな技巧や即興も加わった作品だ。およそ300年前に、出来たての曲を目の前で聴いた人は目を丸くしただろう。

繊細な弦を引っ掻いて音を出すからなのか、なぜか、氷の上を滑るようなイメージが湧く。冬っぽい音という印象。軽く、どこか夢見心地なのだ。

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投稿者

tomoyoaoki@gmail.com

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