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作家かげはらしほさんの著作を読みはじめた。昨年末に出されたルポルタージュは、ピアニストと、彼らをとりまく人たちの関係、とその歴史。
いわゆるファンという存在の起源について、意外、とも、なるほど、とも思いながら、歴史も含め興味深く読んでいる。
リストが演奏するのに熱狂している人が画かれた風刺画があるが、やはりスターだったのだろう。そのリストが影響を受けた存在や、そのブームがピアノの楽器の発展にもたらした功績など。
もしかして、リストみたいな人がいなかったら、ピアニストという職業がこんなに一般的なものになっていなかったかもしれない、と、思った。ただ、ピアノを弾く人=家でピアノを嗜む珍しい人、みたいなことがあり得たのかな、と。
まわりにピアニストがたくさんいる世の中で良かった、とつくづく思う。